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「天からのパン=律法(?)」ヨハネ6:32


箴言95節で、「知恵」なる存在(1節)が、「わたしのパンを食べなさい」と呼びかけています。ユダヤ人のラビたちは、この「わたし(知恵)のパン」を、律法をあらわす言葉として理解するようになりました。

そのため、イエスが「永遠のいのちに至る食べ物を、人の子(わたし)が与える」(ヨハネ627)と言った時、ユダヤ人はこの言葉を、律法を指す言葉として受け取った可能性があります。そのためイエスの言葉に対し、「何をすべきでしょうか」と律法主義的な返答をしたのだと考えられます。

しかしイエスは、イエスを信じることを唯一のわざとして求められました(ヨハネ6:29)。