礼拝メッセージ(要約)

 五つのパンと二匹のさかなの奇跡。多くの人に知られ、なじみあるイエスの奇跡の一つです。なぜこの奇跡は、よく知られているのか。それはイエスがご生涯でなさった多くの奇跡の中で、この奇跡だけが4つの福音書すべてに描かれているからです。...
 ユダヤ人たちは、イエス・キリストを受け入れることができません。同じ39節の前半部分を読みますと、「あなたがたは聖書の中に永遠のいのちがあると思って調べています」とあります。...
 本日の箇所の直前の内容を大まかにおさらいします。イエスは、自らと父なる神様が等しい関係であることを主張しました。するとユダヤ人はさらなる怒りを燃やし、イエスを迫害しようとします。イエスは、そのユダヤ人に対して「今、わたしの言葉を聞いて命に移されなさい」と、自らに敵意を向けてくる者をも、救いに招いてくださる。...
 申命記のテーマの一つは、約束の地に入る前に、イスラエルの民は一度立ち止まり、荒野の旅をふりかえって、神の恵みを思い起こしたのです。...
 5章の17節でイエスは、このように言われます。「わたしの父は今に至るまで働いておられます。それでわたしも働いているのです」。ユダヤ人たちは、このイエスの発言を通して、イエスに対して強い怒りの感情を持ちました。わたしは神と等しい存在だと主張していることになるからです。...
 9節の後半は、「ところが」という言葉で始まります。人々から見捨てられていた、一人の男が、イエスの言葉による癒しを経験した。「ところが」。「ところが、その日は安息日であった」。男が癒されたというところで話は終わらずに、「その日は安息日であった」ということをめぐって、この男に関する話は続いていきます
 私たちは、ヨハネの福音書の4章を通して、一人の女性と出会ってくださったイエスの姿をしばらく見てきました。  本日の箇所でも、イエスは、ある一人の人と出会おうとしています。この人もまた多くの人から見捨てられる人生、目を向けてもらえない人生を過ごしてきました。しかしイエスは、この人と出会ってくださる。...
 神戸恵みチャペルは今年、「御言葉によって生きる」というテーマで教会の歩みを進めています。本日の説教題は、「ことばを信じて進む」としましたが、今日の聖書箇所には、イエスのことばを信じて進んだ一人の人物、言うなれば御言葉によって生きる経験をした人物が登場します。...
 サマリアでのイエス様のお働きを1ヶ月近く見ています。井戸で出会った一人のサマリアの女性が、イエスとの出会いで喜びに満たされて、今までは、人々を避けるように生きていたのに、今度は、自ら町に向かい、人々にイエスとの出会いの体験を伝える者へと変えられました。...
 2週続けてイエスとサマリアの女性との対話を見てきました。自分の力で、一人で生きてきた女性に、神であるイエス・キリストが出会ってくださって、受け入れてくださった。  サマリアの女性の渇いた心は、神であるイエス・キリストとの出会いによって喜びに満たされました。喜びに満ちた女性は、どうなったでしょうか。

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