本日の聖書箇所は、ペテロの個人的な召命の経験として認識されやすいですが、注意深く読むと、弟子たちの教会的・共同体的な経験であることが意識されています。
前回のヨハネの福音書の説教の中で、イエスの手と父の手が一つとなって私たちを守り、大切にしてくださることの幸いを覚えました。
09日 4月 2024
「ソロモンの回廊」とは、神殿内にある屋根付きの柱廊で、268本もの柱が三列に並んでいる空間です。
イエスは、「わたしには、いのちを捨てる権威があり、再び得る権威がある」と言われました。
聖書時代の羊飼いは、羊一匹一匹に名前をつけていたと説教で分かち合いました。
ここでイエスは、ご自身を指して「人の子」という言葉を使います。
29節でパリサイ人は、イエスが「どこから来たのか知らない」のでイエスを信じないと言います。
ユダヤ人による「会堂追放」については、資料が少なく確かなことはわかりません。
イザヤ62章で、神は「見捨てられた」と呼ばれたエルサレムに「わたしの喜びは彼女にある」という新しい「名前」を与えてくださると約束しています(2,4節)。