「ソロモンの回廊」ヨハネ10:23


 「ソロモンの回廊」とは、神殿内にある屋根付きの柱廊で、268本もの柱が三列に並んでいる空間です。ヘロデ大王が神殿の大拡張工事をした際に作られたものと思われますが、ソロモンが建てた廊を地盤としているため「ソロモンの回廊」と呼ばれました。

 イエスはなぜここにいたのでしょうか。時期が「冬」とありますので、風や寒さをしのごうとしたのかもしれませんね。

 聖霊がこられたあと使徒たちは、「ソロモンの回廊」を集会場所として使うことがありました(使徒5:12)。